事業紹介 事業紹介トップ 経営データ分析基盤 Claude / MCP 導入 育つ業務アプリ 複雑な SaaS を専用 UI に Shopify Plus 移行・拡張 生成AI 活用(Multi AI) SEO / AIO / 広告運用 顧問・アドバイザリ インフラ構築 自社メディア投資・開発
Claude Claude / MCP 総合 Claude Cowork Claude Code 導入支援 Claude Code 使いこなし支援 Claude Design MCP 開発・サーバー構築
Shopify Plus Shopify Plus トップ EC-CUBE からの移行 大手カートからの移行 Shopify 通常プラン EC サイト構築
実績
業界ニュース 業界ニュース トップ AI ニュース └ Claude └ ChatGPT・Codex └ Gemini └ その他 Shopify ニュース SaaS ニュース お知らせ(自社発信)
会社情報 お問い合わせ
2026.05.13

ChatGPT利用が2026年Q1に多様化——女性・35歳以上・新興国でシェア拡大

記事のサマリー(TL;DR)

  • 女性ユーザーが初めて推定利用者の過半数を占め、2025年のほぼ同率からさらに拡大
  • 35歳以上のメッセージ数シェアが増加し、若年層一辺倒だった利用構造が変化
  • ドミニカ共和国・ハイチが9ランク上昇など、中南米・アジア太平洋・アフリカが急上昇

日本・アジア太平洋市場における ChatGPT 普及加速の意味

2026年Q1の注目点のひとつは、日本が1カ国あたりメッセージ数の一人当たりランキングで8位上昇(35位→27位)したことです。OpenAIが「最も成熟した市場の外」と表現する国々の中でも、日本は上位に入ります。これは、これまでエンタープライズ・教育向けプランが中心だった日本市場において、消費者向け Free/Plus/Pro プランの日常利用が着実に根付いてきていることを示しています。

職場利用に関しては、文書・ビジュアル素材の作成が依然としてトップを占めながらも比率は低下傾向にあり、代わりにコンテンツ制作・医療関連ドキュメント作成・情報検索といった専門的タスクが伸長しています。kintone や Salesforce などの業務 SaaS と ChatGPT を組み合わせた情報検索・ドキュメント自動生成の需要は、この「専門タスク増加」のトレンドと合致する動きです。繰り返し使われる定型ユースケース(Repeatable use cases)へのシフトは、単なる試用から業務フローへの組み込みへと移行している段階と読み取れます。

詳細

早期採用者を超えた利用の広がり

OpenAI が2026年5月11日に公開した Q1 データは、ChatGPT の消費者プラン(Free・Go・Plus・Pro)のメッセージ数を対象にしています。Codex や ChatGPT エンタープライズ・教育プランは除外されているため、実際の職場・教育利用はこれよりも多いと見られます。

女性ユーザーの台頭
性別を推定できるユーザーのうち、女性的な名前を持つユーザーが今四半期初めて過半数(50%超)を占めました。2025年にほぼ同率(approximate parity)に達した後、さらにシェアを伸ばした形です。

年齢層の分散
全年齢のメッセージ数は ChatGPT 全体の成長に連動して増加しました。Q1 時点でも35歳未満が総メッセージ数の最大シェアを占めていますが、35歳以上のシェアが前四半期比で増加しており、利用層の広がりが確認されています。

主要市場を超えた地理的な普及

OpenAI は一人当たりメッセージ数によって各国をランク付けし、相対的な利用パターンを追跡しています。今四半期の上昇幅上位10カ国は、中南米・カリブ海地域、アジア太平洋、アフリカに集中しており、グローバルな採用の裾野拡大を示しています。なお、これはランクの相対的な変化であり、絶対的なメッセージ数の多寡ではありません。

2025 Q4 ランク 2026 Q1 ランク 変化
ドミニカ共和国 53 44 +9
ハイチ 91 82 +9
日本 43 35 +8
メキシコ 60 54 +6
タンザニア 102 96 +6
ブラジル 47 42 +5
コスタリカ 38 33 +5
ミャンマー 99 94 +5
パプアニューギニア 109 104 +5
オーストリア 15 11 +4

職場利用の質的変化

消費者プラン上の業務関連利用では、文書・ビジュアル素材の作成が引き続きトップカテゴリーですが、その比率は低下傾向にあります。一方で、より専門的なタスクの比率が上昇しています。

最も成長が速かった職場タスク(Top 3)

  1. コンテンツ制作(Content creation)
  2. 医療関連ドキュメント作成(Health-related documentation)
  3. 情報検索(Information retrieval)

なお、Codex の利用はこの分析から除外されており、OpenAI は「技術的な業務がコーディングエージェントへシフトしている可能性がある」と指摘しています。

全体的な傾向:繰り返し使われる定番ツールへ

2026年Q1のデータ全体を通じて、ChatGPT はより主流のツールになりつつあることが示されています。多様な属性のユーザーが、より多くの国で、より定期的なタスクに活用するようになっています。消費者アカウント上での業務利用と非業務利用のバランスは、過去のトレンドと同水準で推移しています。

OpenAI は研究者・政策立案者向けに ChatGPT 利用データを公開しており、「OpenAI Signals」として継続的な情報提供を行う方針です。エンタープライズ向けの利用データも別途公開されています。