記事のサマリー(TL;DR)
- Startup Battlefield 200 の応募が本日(太平洋時間 23:59)で締切。優勝者には 10万ドルのエクイティフリー資金 を提供
- 過去 1,700 社超が参加し、累計調達額は 320 億ドル超。Dropbox・Discord・Cloudflare などが同プログラム出身
- 選出 200 社全社に展示ブース・VC マスタークラス・プレス接触機会などが無償提供され、勝者でなくても軌道変化のきっかけとなりうる
日本のアーリースタートアップ・グローバル進出を狙う創業者への示唆
TechCrunch Disrupt は例年サンフランシスコで開催され、グローバルの VC・メディアが集結するイベントとして国内スタートアップにとっても有数の露出機会です。応募は 全世界対象・業種不問 で、プレ Series A 段階の企業が主な対象ですが、一部の Series A 企業も対象となります。MVPと明確なプロダクトデモ、市場ポテンシャルを示せる段階にあれば応募資格を満たします。
日本の EC・SaaS・AI スタートアップがグローバルの投資家にリーチしようとした場合、Y Combinator 以外の選択肢として Startup Battlefield が浮上するケースがあります。選出企業は Microsoft・Google・Salesforce・Amazon などへのバイアウト事例も複数あることから、グローバル M&A を視野に入れる創業者にとっても認知度向上のレバレッジになります。英語ピッチと MVP デモを整備できていれば、本日の締切に間に合う可能性があります。
詳細
Startup Battlefield 200 とは
Startup Battlefield 200 は、TechCrunch が主催するピッチコンペティションで、世界中のアーリーステージスタートアップが TechCrunch Disrupt の舞台で競います。毎年数千社が応募し、選出されるのは 200 社のみ。そのうち 20 社がメインの Disrupt ステージでライブピッチを行い、最終的に 1 社が 10 万ドルのエクイティフリー資金 を獲得します。
同プログラムの特徴は「最も洗練されたスタートアップ」ではなく「最も有望なスタートアップ」を選ぶ点にあります。プレローンチでも、初期トラクションのみでも、売上ゼロでも応募可能。重視されるのは「業界を本当に変えうるものを作っているか」という点です。
選出企業が受けられる特典
選出された全 200 社には以下が提供されます:
- Disrupt での 3 日間の展示ブース(費用全額負担)
- チーム向けコンプリメンタリーパス
- 専任のピッチトレーニング
- トップ VC・オペレーターによるファウンダーマスタークラス
- イベントアプリ内のスタートアッププロフィール掲載
- プレスリスト・リードジェネレーションへのアクセス
- TechCrunch 編集部による記事掲載・ポッドキャスト・登壇機会(成長に応じて)
ピッチは全選出企業が実施します。Disrupt Stage か Pitch Showcase Stage のいずれかで、投資家・メディア・顧客・パートナーの前に直接立てます。優勝しなくても、この露出だけで会社の軌道を変える可能性があります。
卒業生の実績
過去 1,700 社超が Startup Battlefield に参加し、累計で 320 億ドル以上を調達。250 件超の Exit(M&A・IPO)を記録しています。買収先には Microsoft・Google・Salesforce・Uber・Amazon が含まれます。
著名な卒業生としては以下が挙げられます:
- Dropbox — クラウドストレージが普及する前に懐疑的な観客の前でデモ
- Cloudflare — エッジインフラが広く理解される前にピッチ
- Discord — 当時は「Hammer & Chisel」というゲーミングスタートアップとして参加
- Fitbit、Mint、Trello なども同プログラム出身
応募要件
- 機能する MVP があること
- 明確なプロダクトデモが用意できること
- 強い市場ポテンシャルがあること
- ビジョン・実行力・トラクションを持つ創業者であること
対象はプレ Series A が中心ですが、一部 Series A 企業も対象となります。応募はグローバル・全業種対象。
締切は本日 太平洋時間 23:59
応募締切は 本日 23:59 PT(日本時間では翌朝 16:59)。ノミネートのみも受け付けており、有望な創業者を知っている場合は代理申請も可能です。