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2026.08.27

サイボウズが2026年エンジニア新人研修の講義資料を全公開——AIコーディング・AWS・Kubernetes など14テーマ

記事のサマリー(TL;DR)

  • サイボウズが2026年版エンジニア新人研修(4/23〜5/29)の講義資料・動画を無償公開
  • 公開テーマは14種類:AIコーディング活用・AWS入門・Kubernetes入門・セキュリティ・Docker・Git/GitHub・アクセシビリティ等
  • 社内では45以上の講義を実施し、カリキュラムは受講生フィードバックをもとに毎年改善

国内エンジニア組織の研修設計に参考になる公開コンテンツの活用ポイント

サイボウズの新人研修は「人事全体研修 → エンジニア研修 → 職能受入研修 → 配属先チーム研修」という4段階構成で設計されています。エンジニア研修フェーズは「講義実習」と「実践演習」の2フェーズで進められており、配属後に即戦力として動けることを明確なゴールとして置いています。

今回公開された資料は、セキュリティや暗号・認証といったインフラ基礎から、AIコーディング活用・モバイルアプリ開発・プロダクトデザインといった実務直結テーマまで幅広くカバーしています。特に「AIコーディング活用」が新人研修の正式カリキュラムに組み込まれている点は、2026年時点でのエンジニア教育のスタンダードを示す事例として注目されます。

kintone や Salesforce などの業務 SaaS を内製チームで運用・拡張している企業や、Shopify Plus の開発内製化を進めるEC事業者にとって、このカリキュラム構成は自社のオンボーディング設計を見直す際の参照点になります。特にGit/GitHub Tips・アクセシビリティ・Docker 入門は動画も合わせて公開されており、外部から即座に活用できる状態です。

詳細

2026年エンジニア研修の概要

サイボウズの開発本部 開発組織デザインチームがオンボーディングを担当し、2026年も新卒エンジニア向け研修を実施しました。期間は 4月23日(木)〜5月29日(金) で、「講義実習」と「実践演習」の2フェーズで構成されています。

研修のコンセプトは昨年(2025年)と同様、以下の3点です。

  1. エンジニアリング組織で仕事をする土台となる知識を学び、実践できる
  2. エンジニアリング組織の構成・各チームの役割を把握できる
  3. エンジニアリング組織内での同期のつながりを強化できる

目指す状態として「配属後にスムーズに業務に取り組める」「入社1年後にチームや組織への貢献を実感できる」「長いキャリアの土台を作る」という3点が掲げられています。

公開された講義資料・動画(2026年版)

以下の14テーマの講義資料がドクセル(Docswell)で公開されています。一部はYouTube動画も公開済みです。

テーマ 資料 動画
セキュリティ
エンジニアのためのアウトプット講座
ソフトウェアテスト
AWS入門
Docker入門
暗号と認証のサーベイ
AIコーディング活用
Kubernetes入門
サイボウズ製品のプロダクトデザイン
モバイルアプリ開発
アクセシビリティ
Gitを使う上で知っておくと嬉しいかも Tips
GitHubを使う上で知っておくと嬉しいかも Tips
(サイボウズ製品のプロダクトデザイン含む)

社内限定の講義は公開されていませんが、合計45以上の講義が研修期間中に実施されました。

今年の改善点と運営の振り返り

昨年(2025年)の研修評価とフィードバックをもとに、従来の設計を踏襲しつつ課題点の改善に取り組んでいます。研修期間中も受講生の様子を観察しながら、カリキュラムやサポートを柔軟に調整したとのことです。

新卒目線・運営目線それぞれの振り返り記事も別途公開されており、研修設計の背景や意図を詳しく知りたい場合は合わせて参照できます。

公開資料の入手先