記事のサマリー(TL;DR)
- API version 2026-10から、Checkoutおよび顧客アカウントUI拡張機能ではshopify.extension.toml内の各メタフィールド宣言にowner_typeを指定できるようになります。
- API version 2027-01からはowner_typeが全てのメタフィールド宣言で必須となり、指定がないデプロイはブロックされます。
- 対象はshopify.extension.tomlでメタフィールドを宣言し、API version 2027-01以降を使用するCheckoutおよび顧客アカウントUI拡張機能で、メタフィールドを宣言していない拡張機能は影響を受けません。
対象と移行条件
API version 2027-01以降を使用し、shopify.extension.toml内でメタフィールドを宣言しているCheckoutおよび顧客アカウントUI拡張機能が対象です。メタフィールドを宣言していない拡張機能は影響を受けません。owner_type自体はAPI version 2026-10から設定可能であり、2027-01へアップグレードする前に各メタフィールド宣言へowner_typeを追加しておく必要があります。
詳細
変更内容
[[extensions.metafields]]および[[extensions.targeting.metafields]]内のメタフィールド宣言に、新しいプロパティowner_typeが追加されました。owner_typeは、そのメタフィールドを所有するリソース(例: PRODUCTやCUSTOMERなど)を指定するものです。Shopifyはこのowner_typeを使って、拡張機能が必要とするリソースタイプのメタフィールドのみを取得するため、拡張機能のパフォーマンスが向上するとされています。API version 2027-01以降では、すべてのメタフィールド宣言にowner_typeを含める必要があります。
影響を受ける対象
shopify.extension.tomlでメタフィールドを宣言し、API version 2027-01以降を使用するCheckoutおよび顧客アカウントUI拡張機能が対象です。shopify.extension.tomlでメタフィールドを宣言していない拡張機能は影響を受けません。
対応方法
API version 2027-01以降では、owner_typeが欠落しているメタフィールド宣言があるとデプロイがブロックされます。アップグレード前に、各メタフィールド宣言にowner_typeを追加してください。この設定はAPI version 2026-10の時点ですでに追加可能です。
移行手順は以下の通りです。
- 拡張機能のshopify.extension.tomlファイルを開き、各メタフィールド宣言に適切なowner_typeの値を追加します。
- 拡張機能が複数のリソースタイプにまたがって同一のnamespaceとkeyを必要とする場合は、owner_typeごとに別々の宣言を作成します。
- 拡張機能を再デプロイし、メタフィールド宣言に関する検証エラーなしでデプロイが完了することを確認します。